買ってはいけない炊飯器はどれ?避けるべき特徴・メーカーを紹介

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    日本人の生活に欠かせない炊飯器

    私たちにとって身近な家電ですが、良い炊飯器とはどんなものか知らない人が多いのではないでしょうか。

    さまざまなメーカーから販売されていますが、中には「買ってはいけない」といわれる炊飯器もあります。

    そこで本記事では「どんな炊飯器なら買って良いの?」という人のために、買ってはいけない炊飯器の特徴と理由、逆に買うべきおすすめの炊飯器を紹介します。

    目次

    「買ってはいけないドットコム」は、かしこい買い物をしたい方のためのお助けサイトです。あらゆるジャンルの「買ってはいけない商品の特徴」をまとめ、損しないアイテムを紹介していきます。

    買ってはいけない炊飯器4つの特徴

    ここでは買ってはいけない炊飯器の特徴と理由を解説します。

    サイズが合っていない製品

    サイズが合っていない炊飯器を購入した場合、特に小さい炊飯器だと家事の手間が増えてしまいます。

    炊飯器のサイズは1合〜1升(10合)とさまざまです。

    4人家族なのに1〜2合サイズを買ってしまったら、家族全員分のお米を一度に炊けません

    炊飯器を購入するときは、人数に合ったサイズを選びましょう。

    炊飯器のサイズと人数の目安は、下記の表を参考にしてください。

    炊飯器のサイズ人数の目安
    1合〜3合1人分
    3合〜5.5合2~3人分
    5.5合〜1升4人以上
    炊飯器のサイズと人数の目安(https://www.nojima.co.jp/support/koneta/53219/

    必要な機能が付いていない製品

    炊飯器はただお米を炊くだけでなく、いろいろな機能が付いています。

    どんな機能が付いているのかを確認せずに買ってしまうと、評判の良い製品をせっかく買っても「使いづらい」と感じるかもしれません。

    炊飯器に付いている代表的な機能には以下のものがあります。

    • 保温機能
    • 炊き分け機能
    • 蒸気カット機能
    • 調理機能
    • パン焼き機能

    各機能の内容は下記の表を参考にしてください。

    機能内容
    保温機能お米が炊けた後に温かさをキープしてくれる
    炊き分け機能お米の種類や銘柄に合わせて炊飯できる
    蒸気カット機能炊飯器から発生する蒸気を抑える
    調理機能煮物などが調理できる
    パン焼き機能パン生地を入れてパンを焼ける
    炊飯器の主要な機能

    お米の味にこだわりたいなら「炊き分け機能」、気軽に料理を楽しみたいなら「調理機能」のように、自分の目的に合った機能のある炊飯器を選びましょう。

    手入れに手間のかかる製品

    手入れが面倒な炊飯器は、使用するのがだんだんイヤになってしまいます

    部品が多い炊飯器は、洗うときに分解したり乾いてからまた組み立てたり、という作業が大変です。

    また、部品に溝が多いと、隅々まで汚れを落とすのに苦労します。

    なるべく手間の少ない炊飯器が欲しいなら、部品が少ないもしくは釜がコーティングされている製品を選びましょう。

    お米がこびりつきにくいので掃除が簡単です。

    炊飯器のデザインが好みではない製品

    炊飯器にはメーカーやシリーズごとにさまざまなデザインがあります。

    デザインも考慮して炊飯器を選ばないと、以下のように炊飯器だけ浮いてしまうかもしれません。

    • キッチンのインテリアを黒系に揃えているのに炊飯器だけ白
    • 他の家電か丸みを帯びたデザインなのに炊飯器だけが角ばっている
    • ナチュラルであたたかみのあるインテリアの中で炊飯器だけ無機質

    炊飯器は数年単位で長期的に使うものです。

    色や形などが自分の好みに合った製品や、他のインテリアや家電と調和するデザインの製品を選びましょう。

    買ってはいけない炊飯器のメーカーってあるの?

    炊飯器には買ってはいけないメーカーがあるのか、次の4つを調べていきます。

    象印はどう?

    魔法瓶で有名な象印

    炊飯器や電気ポット、オーブントースターなどの家電も取り扱っています。

    象印の炊飯器の特徴は下記です。

    • 最大121通りのごはんの炊き方がある
    • 独自技術で高温の熱をお米一粒一粒に伝える
    • 内釜のフッ素加工を5年間無償交換できる

    高温でムラなくお米を加熱し、ふっくらしておいしいごはんを炊いてくれます。

    SNSでは「象印で炊くとおいしい」という意見が多く見受けられました。

    また、味だけでなくデザインを褒めている人もおり、味・デザインともに好評です。

    保温や炊き分け機能などもついており、「炊飯器なら象印」といっても過言ではないくらい満足度の高い製品です。

    象印マホービン(ZOJIRUSHI)
    ¥39,968 (2024/04/14 23:29時点 | Amazon調べ)

    タイガーはどう?

    象印と同じく魔法瓶で有名なタイガーは、JAXAと共同で宇宙の試料回収用の「真空二重断熱容器」なども開発しています。

    技術力の高いタイガーですが、炊飯器はどうでしょうか。

    タイガーの炊飯器の特徴は下記です。

    • 高火力と遠赤効果でおいしく炊き上げる
    • 「圧力洗浄コース」で内なべが洗える
    • フレームに表面加工がしてあり、簡単にお手入れできる
    • 「少量高速」メニューも搭載されている

    「圧力洗浄コース」やフレームの表面加工など、手入れしやすいよう工夫されています。

    また「少量高速」では、0.5合が最短約15分、1合が約17分で炊けます。

    一人暮らしで仕事終わりに夕飯を長く待ちたくないときに非常に便利な機能です。

    タイガーの炊飯器を使っている人からは「お米がおいしい」と高評価されています。

    お米のおいしさにこだわりたい人、一人暮らしでなるべく早くお米を炊きたい人はタイガーがおすすめです。

    バルミューダはどう?

    2003年と家電メーカーの中では比較的最近設立されたバルミューダ

    家電のデザイン性の高さで人気があります。

    バルミューダの炊飯器の特徴は下記です。

    • 内釜と外釜の二重構造
    • お米のおいしさを引き出すための100°Cを超えない自然な加熱
    • スタイリッシュな見た目
    • 保温機能なし

    バルミューダは炊飯器もおしゃれで、従来の炊飯器とは全く異なるデザインです。

    ブラックとホワイトがあるため、好みに合わせて選べます。

    SNSでは「デザインがおしゃれ」「かっこいい」などの意見が多数ありました。

    しかし、実際使っている人の中には「壊れやすい」と感じている人もいるようです。

    https://twitter.com/59hitomilk/status/1447909652495093760

    購入する際は販売店などの保証期間をよく確認しましょう。

    炊飯器にもインテリアのようなスタイリッシュさを求めるなら、バルミューダで満足できるかもしれません。

    しかし、保温機能が付いていないため、機能性を重視する場合は使いづらいと感じる可能性も。

    炊飯器にデザイン性の高さを求めていない人にとっては「買うのを避けたほうがいい炊飯器」といえます。

    おしゃれ重視の人は、デザインを他メーカーとぜひ比べてみてください。

    アイリスオーヤマはどう?

    2000年代から家電に力を入れ始め、今ではすっかり人気のメーカーとなったアイリスオーヤマ

    アイリスオーヤマの炊飯器の特徴は以下です。

    • 好きなお米のかたさや食感を選択して炊ける
    • 40銘柄炊き分け可能
    • 操作パネルがわかりやすい

    家電の安さが人気ですが、炊飯器もコストパフォーマンスが良く、5.5合の圧力IH炊飯器が税込10,000円強で購入できます。

    SNSでは「高い炊飯器よりもおいしく炊ける」という意見がありました。

    お米の銘柄や個人の好みなどによって、味に満足できるかどうかに違いがあるようです。

    「絶対に後悔したくない」という人は他のメーカーの炊飯器も検討してみましょう。

    ただし、価格の安さに関してはやはりアイリスオーヤマがトップクラスです。

    なるべく安く炊飯器を買いたいのなら、アイリスオーヤマがおすすめです。

    炊飯器を買って失敗したエピソード

    当サイトで募集して集まった炊飯器の失敗エピソードを紹介します。

    YAMADASELECT

    引っ越しを機に炊飯器を買う事にしました。お米を沢山炊いて冷凍するだろうなと思ったので10合炊きの炊飯器を買いました。ところがいざ生活をしてみると全然お米を食べていないことに気付きました。炊いても2.3合ほど。もう少し小さいのを買えばよかったなと思いました。

    タイガー 炊きたて JAI-R1

    この炊飯器は炊飯時に蒸気が勢いよく噴き出し、炊飯器の横に置いてあるポットなども蒸気がかかってしまい、何度拭いても汚れてしまいます。購入して半年ほどですが、ご飯におこげが出来て固い仕上がりになってしまうことが残念です。

    MITSUBISHI Electric 本炭釜

    凄く美味しく炊けるとあったので、少々高かったですが買いました。でも、全部美味しくなくて予約で朝自宅を出るときにセットしておくと、更に不味く炊けてしまうので予約で辞めました。あと内側の蓋をつけ忘れても以前のものはピーピーと知らせてくれなのに、そういう機能さえなく何度か蓋をし忘れてしまって、ご飯がパーになってしまったことがあります。

    アイリスオーヤマ マイコン式RC-MA30AZ-B

    値段の割にデザインはスタイリッシュで安物感はなく、5.5合まで炊けるということで購入。 見た感じは良かったのですが、失敗でした。その要因はご飯の炊き加減。 ご飯にツヤはなく、ふっくら加減も微妙。 不味いとはまでは言わないものの、美味しいとは感じません。 まあマイコン式ってかなり古いですし、お値段相応のものだなと残念に感じました。

    炊飯器を買うなら逆にどれがいい?

    「どの炊飯器なら買って大丈夫か」の視点からおすすめの製品を3つ紹介します。

    コスパ重視なら「東芝 RC-10HK」

    コストパフォーマンスを重視する人におすすめなのが「東芝 RC-10HK」。

    IH炊飯器で12,000円前後と、他と比べて非常に安い製品です。

    釜は銅コートで加工され、すばやくIHの高火力をお米に伝えます。

    「玄米コース」など、ご飯の炊き方の調整も可能です。

    また、炊飯以外にパン発酵や温泉卵温度設定などの「調理コース」機能が付いています。

    ボタンを押して炊飯器に任せるだけなので簡単です。

    低価格でおいしいお米が炊けるだけでなくパンも焼ける、お得な炊飯器です。

    東芝(TOSHIBA)
    ¥13,500 (2024/04/14 23:29時点 | Amazon調べ)

    一番おすすめできる炊飯器は「パナソニック SR-MPW100-W」

    「おいしく炊ける失敗のない炊飯器が欲しい」という人には「パナソニック SR-MPW100-W」をおすすめします。

    お米の鮮度を感知して最適な方法で炊いてくれる「鮮度センシング」機能が付いています。

    「やわらか」「もちもち」など、食感や銘柄の選択も可能です。

    また、対流と圧力の変化を利用してお米を釜の中で炊く「Wおどり炊き」機能で、ご飯がふっくら炊き上がります。

    下記口コミのように、ユーザーからも「おいしい」と好評です。

    何といっても米のうまさです。新米の出る季節となり いろいろな種類の新米を炊いて食べるのが楽しみです。

    Amazonカスタマーレビュー

    タイガーのIH炊飯器の内釜が剥がれてきたので買い換えました。 悩みに悩んで、初めてパナソニック製にしてみましたが、銀シャリモードでとても美味しいご飯が炊けました!粒もしっかりしているのに、柔らかい!!家族みんな大満足です!

    Amazonカスタマーレビュー

    5.5合で約40,000円と少し値段はしますが、ユーザーからの評価が高くファミリー層におすすめの炊飯器です。

    パナソニック(Panasonic)
    ¥28,980 (2024/04/14 23:29時点 | Amazon調べ)

    お米以外の調理もしたいなら「Aroma Housewares」

    お米を炊くだけでなく、調理も炊飯器で楽しみたい人には「Aroma Housewares」がおすすめです。

    下記のように多彩な調理が楽しめます。

    • 蒸し野菜
    • ケーキ
    • シチュー
    • スープ
    • リゾット
    • オートミール

    付属のトレイを使えば、お米を炊いている間にお肉や野菜を蒸して時短調理も可能です。

    また、釜はコーティング加工されているため、傷が付きにくく丈夫です。

    Amazonでは1,000件以上のユーザー評価がありながら、平均値は星4.8と非常に高い評価を得ています。

    炊飯器1つでさまざまな料理を楽しみたい人は「Aroma Housewares」をぜひ使ってみてください。

    炊飯器の買い方に関するよくある質問

    炊飯器を買いたい方のよくある質問をまとめました。

    値段が高い炊飯器の方が性能は良い?

    炊飯器は値段が高いほうが機能が揃っている傾向があります。

    しかし、だからといって「高い=良い製品」ではありません。

    基本的には、自分が欲しい機能さえ揃っていれば、値段が安い炊飯器でもOKです。

    なお、「この炊飯器高いけど機能的に欲しい」という場合は、中古で探してみると予算内で買える可能性があります。

    「中古でも良いから欲しい」というときは検討してみてください。

    炊飯器ごとに加熱方式の違いはあるの?

    炊飯器には下記の3つの加熱方式があります。

    • マイコン炊飯器
    • IH炊飯器
    • 圧力IH炊飯器

    それぞれの加熱の仕方でご飯の炊き上がりに違いがあります。

    詳しい違いは下記表を参考にしてください。

    加熱方式マイコン炊飯器IH炊飯器圧力IH炊飯器
    仕組み釜の底のヒーターで加熱する電磁力で内釜自体を発熱させるIH炊飯器+圧力鍋の機能で加熱する
    特徴・炊きムラが発生しやすい・保温性能が低い・比較的安価・ムラなく炊ける・手軽においしいご飯が食べられる・ふっくら・もちもちで甘みのある炊き上がり・比較的高価で手入れの手間がかかる
    各炊飯器の仕組みと特徴(https://www.nojima.co.jp/support/faq/14244/

    一人暮らしなどで炊飯器を使う機会が少ない人は、お手頃価格で買える「マイコン炊飯器」がおすすめです。

    毎日おいしいお米が食べたい人は「IH炊飯器」か「圧力IH炊飯器」で予算に合う製品を購入しましょう。

    炊飯器の内釜の素材にはどんな違いがある?

    炊飯器の内釜には、主に以下の7種類があります。

    1. 厚釜
    2. 多層釜
    3. 真空釜
    4. 炭釜
    5. 鉄釜
    6. 銅釜
    7. 土鍋

    それぞれの違いは下記の表を参考にしてください。

    特徴効果主な採用メーカー
    厚釜一般的に2.3mm以上の厚さのある釜土鍋のように熱を蓄え、包み込むようにお米を炊き上げるアイリスオーヤマ象印シャープ
    多層釜釜が何層にも重なっている違う種類の金属の層を重ねることでそれぞれの長所を活かすタイガー
    真空釜加熱されると中が真空になり、圧力鍋と似た状態になる熱を逃しにくい・熱を早くお米に伝えられる象印アイリスオーヤマ
    炭釜炭だけでできている、もしくは炭がコーティングされている釜食材のうまみを閉じ込めて加熱・効率良く熱を伝える三菱電機
    鉄釜鉄でできた釜発熱効率が高い日立
    銅釜銅でできた釜で見た目に高級感がある熱伝導率が高いパナソニック東芝
    土鍋土製の釜高い蓄熱効果と遠赤外線効果でおいしく炊けるタイガー
    炊飯器の内釜の違い(https://www.rakuten.co.jp/category/204586/guide/002.html

    これらのほか、熱伝導率が高い金や銀、ダイヤモンドを使った釜もあります。

    お米に熱がしっかり伝わるため炊き上がりにムラができにくく、おいしいご飯が炊けます。

    まとめ

    炊飯器を買う際は、以下に該当する製品は買ってはいけません。

    避けるべき炊飯器の特徴

  • サイズが合っていない
  • 必要な機能が付いていない
  • 手入れに手間がかかる
  • 炊飯器のデザインが好みではない
  • 買ってはいけない炊飯器と買ってOKな炊飯器を見極め、おいしくご飯が食べられる炊飯器を選びましょう。

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