買ってはいけないロックミシンはどれ?避けるべき特徴・メーカーを紹介

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    耐久性の高い、かがり縫いができるロックミシン

    縫い物の幅を広げたい人におすすめです。

    しかし、なかには買ってはいけないとウワサされる製品もあります。

    買ってから使いづらくて苦労しないよう、買ってOKなロックミシンなのかきちんと見極めることが大切です。

    本記事では、買ってはいけないロックミシンの特徴とその理由、メーカーを紹介しています。

    どのロックミシンを買うべきか判断する参考材料にしてください。

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    目次

    「買ってはいけないドットコム」は、かしこい買い物をしたい方のためのお助けサイトです。あらゆるジャンルの「買ってはいけない商品の特徴」をまとめ、損しないアイテムを紹介していきます。

    買ってはいけないロックミシンの特徴

    ここでは、初心者がとくに買ってはいけないロックミシンの特徴とその理由を解説します。

    自動糸通しの機能がない

    自動糸通しの機能がないロックミシンは非常に不便です。

    ロックミシンは、針や糸の本数が家庭用ミシンよりも多く、糸通しが複雑です。

    苦労してやっと通ったと思っても、正しい位置ではなかったために糸がすぐ切れてしまうこともあります。

    ロックミシンに不慣れな人は、自動糸通し機能が付いている製品を選びましょう。

    作業がラクになり、ソーイング時間の短縮もできます。

    自動糸調子の機能がない

    自動糸調子機能が搭載されているかどうかも要チェックです。

    糸調子とは、ミシンの上糸と下糸の引き合う力を調整することです。

    ロックミシンは糸を多く使うため、調整が難しく、手動での糸調子には経験と慣れが必要です。

    初心者は何度も調整しないと、理想の糸調子になかなかできないでしょう。

    自動糸調子機能があればミシンが調整してくれるため、糸調子に悩むことはありません。

    手動で細かく糸調子を調整したい場合を除き、自動糸通しは必須の機能です。

    差動送りの機能がない

    差動送り機能があるかどうかも、初心者なら必ず確認しましょう。

    差動送りとは、針の前後にある送り歯を調節し、生地を伸ばして縫ったり、押さえて縫ったりする機能のことです。

    縮みやすい生地なら伸ばしながら、伸びやすい生地なら伸びないように押さえながらソーイングできます。

    ニット生地のように伸縮性のある生地を縫う際は、とくに重宝する機能です。

    布地の伸縮性に合わせて縫いやすくできるので、ロックミシンを初めて買うなら差動送りの有無をチェックしましょう。

    買ってはいけないロックミシンのメーカーってあるの?

    買ってはいけないロックミシンのメーカーがあるのか、次の4つのメーカーを調べていきます。

    JUKIはどう?

    海外でも有名な、国内大手ミシンメーカーのJUKI

    家庭用や職業用など、多数のミシンを製造しています。

    ロックミシンの代表的な製品には、2本針4本糸差動送り付きの「MO-114DMⅡ」があります。

    MO-114DMⅡの特徴は以下のとおりです。

    • 手元LEDライト付きで作業しやすい
    • 針糸の糸案内があり手順がわかりやすい
    • 巻き縫いが切り替えやすい

    手元を明るく照らしてくれるLEDライトは、長時間の使用でも熱くなりません

    自動糸通し機能はありませんが、それぞれの糸のかけ方がわかりやすく記載されているため、迷わず糸をかけられます。

    また、全巻きと細ロックの巻き縫いは、かがり幅切り替えつまみで簡単に切り替え可能です。

    ユーザーからは「使いやすい」と好評です。

    初めてのロックミシンです。

    近くの手芸店では最新のものを薦められましたが、初心者に10万近くのものは高い買い物です。

    このミシンは、初めてでも使いやすかったです。

    音も静かです。

    Amazonカスタマーレビュー

    自動糸通し機能にこだわらなければ、使いやすさの点でおすすめできるロックミシンです。

    ベビーロックはどう?

    家庭用小型ロックミシンの生産で有名なベビーロック

    なかでも「糸取物語 BL69WJ」が人気です。

    糸取物語 BL69WJには以下の特徴があります。

    • 自動糸通し機能付き
    • 自動糸調子機能付き&つまみで微調整可能
    • 1台で7種類の基本縫いが可能

    糸通しはボタンを軽く押すだけで完了します。

    自動糸調子機能付きでさらに手動での微調整も可能なため、ロックミシン初心者だけでなく細かく調整したい上級者にもおすすめです。

    基本縫いは4本糸縁かがりやウェーブロックを含む7種類が可能です。

    ユーザーからは「糸通しや糸調子機能が便利」という意見が多くありました。

    はじめてのロックミシンなら絶対こちらをお勧めします。

    自動糸通し、自動糸調子がやはり便利。

    メイドインJapanの素晴らしさがあります。

    Amazonカスタマーレビュー

    ロックミシン初心者なら「糸取物語 BL69WJ」を検討してみてはいかがでしょうか。

    ブラザー工業はどう?

    国内よりも海外での売上のほうが高いミシンメーカーのブラザー工業

    ロックミシンかがりIV」はブラザー工業の人気商品のひとつです。

    ロックミシンかがりIVには下記の特徴があります。

    • 案内があるから糸通しがしやすい
    • 「ヨリ戻し」装置があるから糸がねじれない
    • 押さえ圧を数値を見ながら調節できるからわかりやすい

    自動糸通し機能がない代わりに、色分けと番号で糸の通し方を案内しています。

    表示に従えばいいので、手動での糸通しでも簡単です。

    また「ヨリ戻し」装置により、糸がねじれずに供給され、均一でなめらかな縫い目をキープできます。

    さらに数値を見ながら押さえ圧を調整できるため、ちょうどいい押さえ圧にスムーズに設定できますよ。

    SNSでは「使いやすい」との意見がありました。

    縫いやすいロックミシンを探している人は、ロックミシンかがりIVを検討してみてください。

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    ロックミシンかがりIV | 職業用ミシン | 家庭用ミシン | ブラザー ロックミシンかがりIVについてご紹介しているブラザーWebサイトのページです。製品やサポートの情報をご覧いただけます。

    シンガーはどう?

    アメリカで創業され、170年前からミシンを製造している老舗メーカーのシンガー

    ロックミシンの中では「プロフェッショナル S400」が人気です。

    プロフェッショナル S400には下記の特徴があります。

    • フリーアームタイプに変えられるから筒物縫いができる
    • 色分けされているから糸通しが簡単にできる
    • つまみを回すだけでかがり幅調節ができる

    補助テーブルを開けるとフリーアームタイプになり、ズボンの裾やブラウスの袖をソーイングできます。

    自動糸通し機能はありませんが、色別にどのように糸をかけるべきかガイドされているため手動でも難しくありません。

    かがり幅はつまみで調節でき、厚物を縫うときの準備も簡単です。

    SNSでは「音が静か」「小さくて軽い」などの意見が見つかりました。

    ブラザー、ジャノメ、ベルニナのロックミシン使っていますが、シンガーのコレが一番いいです。サイズも小さくて軽いので、置き場所が自由です。糸通しもとてもわかりやすいし、糸調子もつけやすいです。

    Amazonカスタマーレビュー

    コンパクトなロックミシンを探しているなら、プロフェッショナル S400を検討してみましょう。

    ロックミシンを買って失敗したエピソード

    当サイトで募集して集まったロックミシンの失敗エピソードを紹介します。

    美心工房 MO03DN/MO-03DN

    内職を始めたくて犬を飼っていないのに、犬の服を学びに行った時、初めてミシン以外にも服が縫える機械があると知りました。 学んでる時は先生もいるし、すぐに使える状況だったので楽しかったけど講習もおわり、いざネットで購入しロックミシンを始めてみると、まず糸の付け方が難しく。 すぐに絡まったり、途中で簡単に針が折れてしまったり、お問合せに連絡してみると自分の説明も上手くいかず。商品を送って下さいとのこと。そして無事に返品されたロックミシンを使い始めるとまた糸が絡み始めて針が折れてしまった。犬も結局飼っていないことから、やる気も失せて、今はお蔵入りになっています。

    オーバーロックミシン JUKI

    私がロックミシンを購入して後悔したのはなんといっても普通のミシンと違って分かりにくいところです。使い方が分からないせいで使うのが嫌になってしまい、説明書を読むのもしんどかったです。これなら無理にロックミシンを購入することもなかったと思っています。

    SINGER S-400

    普通のミシンは使い慣れていたのでロックミシンでも大丈夫だろうと思っていましたが、普通のミシンとは全く違い、ロックミシン初心者では分からないことだらけでした。また、それもネットオークションで購入をしたので、使い方を聞くこともできず、とても困りました。

    アックスヤマザキのミシン

    デザインが良かったのと安かったのも気に入って選んだのですが、安いなりに調整段階できるのが少なく、操作性も大した良くなくて満足いきませんでしたね。あと1万ぐらい足して、もう少し良いのを買えば良かったなと後悔しました。

    ロックミシンを買うなら逆にどれがいい?

    ここからは逆にどのロックミシンなら買っていいのかを紹介します。

    唯一の国内生産!ベビーロックの「衣縫人 BL501」

    初心者にとくにおすすめなのが「衣縫人 BL501」です。

    「衣縫人 BL501」はレバーを押すだけで糸通しができます。

    自動糸調子差動送り機能もあるため、初心者でも使いやすいロックミシンです。

    かがり幅は3mmから7.5mmまで調節でき、ダイヤルを回すだけで変更可能です。

    メスと針落ち位置を近づけることで、薄い生地のカーブ部分もスムーズに縫えるよう工夫されています。

    92,000円(税込)と価格は少し高めですが、使いやすさにこだわるならおすすめですよ。

    また、ベビーロックのミシンはすべて山形の工場で製造され、ミシンメーカーでは唯一国内で生産されています。

    国内産の製品にこだわりたい人にもおすすめです。

    価格92,000円(税込)
    自動糸通し
    自動糸調子
    差動送り
    ベビーロックミシン(baby-lock)ジューキ【衣縫人】BL-57EXS
    ¥99,800 (2024/04/20 17:29時点 | Amazon調べ)

    工業用ミシンの世界シェアトップ!JUKIの「シュルル MO-1000M」

    静かに作業できるロックミシンが欲しい人におすすめなのが「シュルル MO-1000M」。

    運転音が静かな静音設計のため、夜中でも家族を起こさず作業できます。

    自動糸通し差動送り機能が付いており、スムーズな作業をサポートしてくれます。

    針もとの高さは業界最大クラスの72.4mmで、針もとが見やすく、布の取り回しも簡単です。

    使い勝手の良いロックミシンを探している人は、世界的に評価の高いJUKI製造の「シュルル MO-1000M」を検討してみてください。

    価格57,300円(税込)
    自動糸通し
    自動糸調子
    差動送り
    ジューキ
    ¥57,912 (2024/04/20 17:29時点 | Amazon調べ)

    付属品が充実!アックスヤマザキの「BB-760」

    コストパフォーマンスの良いロックミシンを探しているなら、アックスヤマザキの「BB-76」がおすすめです。

    55,000円(税込)で糸こまネットや交換用上メス、フットコントローラーなどの付属品が充実しています。

    使い方を説明したDVDもあるため、説明書でわからない部分は映像で確認できます。

    安全スイッチが搭載され、ルーパーカバーを開けているときは作動しません。

    糸のかけ方は色別に案内されており、初めてでも表示通りにかけるだけで迷わず糸通し可能です。

    お得で使いやすいロックミシンを探しているなら、アックスヤマザキの「BB-76」を検討してみてください。

    価格55,000円(税込)
    自動糸通し
    自動糸調子
    差動送り
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    ロックミシンの買い方に関するよくある質問

    ここでは、ロックミシンの買い方に関するよくある質問に回答していきます。

    ロックミシンの価格の違いは?

    基本的には低価格のロックミシンでも精度や品質に問題はありません。

    ただし、低価格のロックミシンには自動糸通し機能や自動糸調子機能、セーフティ機能などの便利な機能がついていないことがほとんどです。

    簡単かつ失敗せずにソーイングしたい人は、価格が高くても機能が多いロックミシンを買うのがおすすめです。

    ロックミシンに慣れていてソーイングに自信がある人であれば、低価格のロックミシンでも問題ないでしょう。

    ロックミシンの用途の違いは?

    ロックミシンは、針や糸の本数で縫い方とできることが異なります。

    具体的な違いや用途は、下記の表を参考にしてください。

    スクロールできます
    針と糸の本数特徴向いている用途
    2本針4本糸・1本針3本糸や1本針2本糸に変更可能・ニット縫製
    1本針3本糸・丈夫なかがり縫いが可能・シャツなど普通地のかがり縫い・巻きロック
    1本針2本糸・かがり縫い専用・セットが簡単・かがり縫い

    かがり縫いとは、布の端がほつれないようにする縫い方、巻きロックとはハンカチの端ように生地の端を巻いて処理する縫い方のことです。

    なんでも対応できるロックミシンが欲しい人は、針と糸の本数が変更できる2本針4本糸を購入しましょう。

    ロックミシンの種類の違いは?

    ロックミシンには以下の3種類があります。

    1. オーバーロックミシン
    2. カバーステッチミシン
    3. 複合機(オーバーロックミシン + カバーステッチミシン)

    それぞれの特徴は以下の表にまとめています。

    スクロールできます
    種類特徴おすすめな人
    オーバーロックミシンかがり縫いや巻きロックができる。「ロックミシン」といえばこのタイプ最初の一台として購入したい人
    カバーステッチミシン既製品のTシャツの裾ようなカバーステッチが縫えるオーバーロックミシンでのソーイングよりもレベルアップしたい人
    複合機オーバーロックミシンにカバーステッチミシンの機能が加わったもの既製品のようにクオリティーの高い仕上がりを求める人

    初めてロックミシンを買うならオーバーロックミシンがおすすめです。

    オーバーロックミシンでもの足りなくなってきたらカバーステッチミシンを検討しましょう。

    中古のロックミシンの購入する際の注意点は?

    ロックミシンをネットオークションなどで買う場合は、不具合がないか動作確認ができないため注意が必要です。

    購入後に不具合に気付いても返品できないかもしれません。

    また、メーカーのメンテナンス保証がなければ、故障した際に手放すしかなくなってしまうのもデメリットです。

    下記のどれにも当てはまらない場合、購入は慎重に検討しましょう。

    • 信頼できる人から譲ってもらう
    • 店舗で実際に見たり触ったりして購入する
    • 動作保証や返品が付いている

    まとめ

    下記に当てはまるロックミシンを買ってはいけません。

    買ってはいけないロックミシンの特徴
    • 自動糸通しの機能がない
    • 自動糸調子の機能がない
    • 差動送りの機能がない

    買ってはいけないロックミシンと買ってOKなロックミシンとを見極め、自分にとって使いやすい製品を選びましょう。

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